しろいせいじんの日記

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【Steam】SOMAを遊びました!!私なりのストーリー解釈を書いていくよ(ネタバレ注意)

 

こんにちは、みやまです。

Frictional Gamesの「SOMA」というsteamのゲームを遊びました!

無事にエンディングまで行きましたので整理しながら私なりのストーリー解釈を書いていきます。細かい考察は次の記事で書こうかな~

 

 

実況してみた

SOMAについては実況動画を撮ってみましたので、ご興味のある方はこちらからご覧ください。

youtu.be

編集初心者、実況初心者なので見えづらかったり聞き辛かったりすると思いますがご容赦ください。1つの動画につき40~50分くらいです。

私なりのストーリー解釈(ネタバレ注意)

2015年4月9日、主人公のサイモン・ジャレッドは交通事故に遭います。一緒に車に乗っていたアシュリー・ホールは亡くなり、サイモン自身も脳にほぼ永久的な損傷を受けてしまいます。事故の悪夢に苦しんでいたサイモンは主治医のエリン・ピーク医師から、大学院生デイビッド・ムンシとポール・バーグによるナカジマニューログラフの撮影を提案されます。これはコンピュータ内に脳のモデルを作成し、そのモデルに対して様々な治療を試して実際の最適な治療方法を探るという研究でした。撮影に了解したサイモンは5月2日。さっそくムンシによって脳スキャンを受けます。

しかし、次に気が付いたときには見知らぬ場所の見知らぬ部屋の椅子に座っていました。コンピュータを確認してみると、どうやらサイモンは2104年5月という未来の世界に来てしまったようでした。

ウプシロン熱発電所

サイモンは目が覚めた施設を探索していきます。会話が出来るのはロボットのみ、しかもそのロボットは自分を人間だと思っています。何やら襲い掛かって来るロボットにも出会ってしまい逃げながら探索を続けることになります。

そうしてここがPATHOSⅡという海底にある巨大施設で、その中でもウプシロン熱発電所という場所であることが分かりました。そして、この未来の世界では2103年1月12日に隕石が地球に衝突した影響で、地上の生物は壊滅状態、海底にあるPATHOSⅡの各施設も停電や機能停止に追い込まれているようでした。更にコンピュータなどの情報を確認するとウプシロン内では何かが襲い掛かってくるようになっており、シータという施設に多くの職員は避難しているようでした。

ウプシロン熱発電所はマシンを操作するパイロットのカール・セムケンとそのサポートをするエイミー・アザロにより、電力使用が20~25年続くよう2103年5月3日に60%で稼働されているはずでした。サイモンがロボットの電源を抜くと引き換えに再起動した熱発電所のモニターには、停止期間143日と表示され、何らかの原因で2103年9月頃にはウプシロン熱発電所は停止してしまっていたようです。

パイロットであるカール・セムケンの意識は、壊れかけたロボットの中にありました。少し会話をしてみると、自身がロボットである自覚はないようで、医師や仲間を呼ぶように言われます。カールのご遺体は近くの通路にあり、最期の記録を確認すると例の何かに襲われて亡くなったようでした。

サイモンは熱発電所を再起動した際に通信することができたラムダセンターの「キャサリン・チュン」に会いに行くため施設の外を探索します。ラムダセンターに行くためのシャトル駅にたどり着くと、今度はエイミー・アザロが生命維持装置のような電源につながって生きている場面に会いますが、シャトルを動かすためには電源を抜くしかありませんでした。シャトルに乗り込んだまではいいもののトンネル内には障害物があり、途中からは徒歩でラムダセンターに向かうのでした。

ラムダセンター

ラムダセンターでロボットのキャサリンに出会います。ほとんど崩壊したラムダの中で、人間に出会えると思っていたサイモンは落胆します。ラムダで目覚めたロボットのキャサリンは、人間の時にARKというプロジェクトを進めていた人物でした。ARKプロジェクトはこの荒廃した地球を捨て、人間の脳をスキャンしたデータを人工世界に閉じ込めて宇宙に打ち上げるという大規模なものです。

電磁波攻撃をしてくる謎の敵に襲われながら、ラムダにあるコンピュータでARKの所在を確認します。どうやらTAU(タウ)という施設にあるようで、ARKはまだ宇宙に打ちあがっていないようです。サイモンとキャサリンは話し合い、自分たちの手でARKを宇宙に打ち上げること、可能ならばサイモンとキャサリンもARK内に乗り込むことを目標にします。キャサリンは自らを「皮質チップ」としてサイモンの持っているツール内に入りました。これにより各施設の端末にツールをセットすることでキャサリンと会話できるようになりました。

深海4000mのタウに行くためには、シータにあるDUNBATという乗り物を使うのが一番とキャサリンは言います。サイモンはラムダの外に放置されていた船を使ってみることを提案しますが、どうやら壊れているようでした。同じようなタイプの船で使えるものがありそうな施設に行きましたが、WAUというネットワークが具現したものによって船には安全ロックがかかっていました。サイモンはやむを得ず施設内のリアクターを暴発させ、無理やり安全ロックを解除することで船を動かそうと試みました。しかし、動き出した船はリアクターの爆発によって制御を失ってしまい、シータではなくデルタに到着しました。

デルタの廃墟

到着したデルタは荒廃しており、WAUの黒い触手のようなものがあちこちに伸びて、海底には頑丈な作りの小部屋がいくつか残されているのみという状態でした。それぞれの部屋を探索してみるとデルタの職員は2013年8月14日にはシータに避難していることが分かりましたが、テリー・エイヤーズという職員だけは頑なに避難せず、デルタに留まっていたようでした。

デルタの小部屋には人間と思われる遺体もありました。最期の記憶を確認してみると、コモレビ、エヴァンズという人物がテリーに何かの注射をされて亡くなったようです。しかも、2104年1月15日テリーは様子がおかしいまま貨物船でシータに行ってしまったようなのです。

サイモンもテリー同様に貨物船を要請し、乗り込もうとしますがツールに含まれる部品が足りません。心を痛めながらやむを得ず動いていたロボットをレールガンで破壊し、部品を奪い取って貨物船を動かすことに成功します。

そうして、海中探索を通してサイモンは自分自身がもう生身の人間ではないことを実感します。どうしてサイモンは目覚めたのか?自分が感じているものは全て人間の感覚であるようにしか思えない…と自身の存在に疑問を抱きます。

シータに到着した貨物船の近くには以前の記録を確認できる場所がありました。内容を確認すると、テリーはWAUにズタボロにされた状態で到着し、医務室へ直ちに運ばれたようです。

シータの入り口前には、ロビン・バスというロボットが居ました。ロビンもカールやエイミーと同じようにWAUによって生かされているようでした。話を聞いてみると、彼女はシータの職員でARKに乗り込むために脳スキャンを受けた後、自害したようです。混濁した彼女の意識はここを「ARKの中」と思っているようでしたが、サイモンは否定も肯定もせず、その場を後にします。

巨大な施設シータ

巨大な施設シータに到着したサイモンは端末にツールをセットしてキャサリンと会話します。シータには多くの職員が避難していたようですが、人間がいる気配はありません。目的のDUNBATについてキャサリンがコンピュータ内から探るとどうやらロックがかかっているようです。このロックを解除する暗号は紙やデータに残らないものであるため、それを知る人物から聞き出さなければならないと言われます。

シータ職員の個室やARK研究室などの探索をしていくうちに、様々なことが分かりました。まずサイモンは、レガシー・スキャンと呼ばれるAI教材の1つのようです。プロトタイプの脳スキャンであるため広がりに欠け、人工知能のテンプレートとして未来の世界では広く使われていました。人間のサイモンは2015年6月1日に脳損傷の影響か、亡くなっているようでした。

そして、ARKプロジェクトについても順風満帆ではなかったことが分かります。そもそもARKプロジェクトはイモジェン・リードというキャサリンの同僚が、2103年6月にWAUによって損傷されたマシンを使うことで広がりのある脳スキャンデータ(永遠に生き続けることが出来るコピー)を得られると発見したことから始まりました。損傷されたマシンを分析してみても詳細は分からなかったものの「何者かによって意図的にコントロールできるような」単純な構造に書き換わっていたようです。また、WAUはパイロットシートを使っていた人間の脳スキャンを勝手に行い人工知能のベースにしていたということも分かり、パイロットシートを使うことで人為的に脳スキャンデータを手に入れることが出来るようになりました。

そうして職員の脳スキャンデータをARKに乗せるためのスケジュールが少しずつ消化されていましたが、2103年7月12日にマーク・サランという人物が脳スキャン後に自害したことからシータ職員に亀裂が入ってしまいます。彼は生前、自分を殺して初めてARK乗船がかなう、人間は連続性と創発実態を持つことが重要であるという、ある種の信仰を遺していました。昨日の自分と今日の自分の細胞が異なるように、それが電子データに変わったとして、連続性が保たれていれば人間なのだ…そんなマーク・サランの意見に賛同した5名が脳スキャン後に自害したことで、キャサリンの意図しない形でARKプロジェクトは永久に保留されることになりました。しかし、キャサリンはARKが人類の希望であることを信じて、58名という少人数ではあるものの現時点で載せることが出来るデータを乗せて宇宙に打ち上げることを決意します。

サイモンは研究室で職員の脳スキャンデータを見つけました。コピーかもしれませんが、これで職員のデータをシミュレーションできます。ブランドン・ワンという人物を呼び出して暗号を聞き出すことに成功しましたが、DUNBATを起動しようとするとWAUの邪魔が入り、DUNBATは水中に消えて行ってしまいました。

 

シータ施設内ではプロキシ生物という音に反応する人間のような怪物が何人も徘徊していました。サイモンはかくれんぼをしながら探索を続け、オミクロンにあるパワードスーツを手に入れて深海のタウに行くことを計画します。また、サイモンの身体をレントゲンのような機械でスキャンすることで、サイモンの身体について知ることが出来ました。なんとサイモンの身体はイモジェン・リードの身体とストラクチャーゲルそして皮質チップによって構成されているというのです。脳データが皮質チップにあるのであれば、データを移すことによってパワードスーツを着ることが出来るとキャサリンは言います。

医務室や各部屋の職員の記録を確認すると、デルタから来たテリーはストラクチャーゲルを大量に摂取しており、自分で眼球をえぐり取ってストラクチャーゲルを詰め込むような異常性がありました。ストラクチャーゲルは少量であれば安全であるということは分かっているものの、大量に摂取した場合の身体への影響は分からず、研究所であるオミクロンに報告しなければなりません。そしてシータに避難していた職員はプロキシ生物に追われ、オミクロンへの避難を余儀なくされたことが分かりました。サイモンが脳データをシミュレーションしたブランドン・ワンは、他の職員を逃がすために自らシータに残ってエレベータの基板を外し、階段を封じて亡くなっていました。

サイモンもオミクロンへの道を探していましたが、途中プロキシ生物に襲われ、WAUと思われる触手に埋められます。サイモンはWAUから何とか身体をねじって無理やり脱出し、緊急排水装置を使用してシータを脱出します。シータの職員やシータに避難してきた他施設職員の多くはプロキシ生物に捉えられ、同じようにWAUの触手にねじ込まれたのかもしれません。脱出路を探す中でサイモンは、WAUの触手と思われるものに囚われ、生き続けている人間を何度も見ることになりました。

 

オミクロン研究所への扉は硬く閉ざされていました。その扉の前にはいくつかの遺体があり、最期の記憶を見ることが出来ました。どうやらオミクロン職員と連絡が取れず、シータを脱出した職員は酸素切れで亡くなったようです。ピーター・ストラスキー、エマ・アルバーロ、アリス・コースターなど複数の職員でした。

近くにある施設を探索したサイモンは、オミクロンの扉を開くことが出来るシステムを発見します。しかし、パスワードが分かりません。周囲を探索しようとすると、突然大きなノイズを出してコンピュータの画面に数字が映し出されます。それを入力するとオミクロンへの扉が開きました。誰かに招かれているようで良い気持ちはしないとサイモンは感じます。

オミクロン研究所

オミクロン研究所の玄関には、首のない遺体が転がっていました。今まで見ることが出来た人間の最期の記憶も、見ることが出来ません。この記憶はブラックボックスというPATHOSⅡの職員に持たされているものの効果であることがキャサリンとの会話で分かりました。オミクロン研究所の遺体のブラックボックスは何かが原因で壊れているようです。

サイモンはタウに行くために、深海の水圧に耐えることが出来るスーツを探します。潜水準備室に行くとロッカーの中に一着のみ入っていましたが、スーツの中には遺体が残ったままでした。本当にやるのかと尻込みするサイモンに反して、キャサリンは皮質チップからデータを移すためにはちょうど良いと言います。結局のところ、遺体はそのままにスーツの故障した部分を修理することになり、オミクロン研究所内を探索して電源パックやストラクチャーゲル、皮質チップを探してくることになりました。

探索の中で、オミクロン研究所ではストラクチャーゲルの研究を進めていたことが分かってきます。ストラクチャーゲルは強磁性液体で、帯電させるとある程度の時間は電源なしでも働きます。マシンや回路に対して使用するとその接続性や機能性を高め、単純な機械であれば修復できる能力があるようです。しかし、WAUに含まれているストラクチャーゲルを調べたところ余分な情報(異常なたんぱく質のような物質)が含まれており、それを含んでいる言わば「WAU汚染されたストラクチャーゲル」はホストに対して「がん」のように働いてしまうということが分かりました。

2103年12月19日、オミクロン研究所の施設長イームスは、WAUが想像もしない方法でストラクチャーゲルを使い、異形成物や魚、サメ、ヘルパーロボットを操作していると結論付けます。WAUによるストラクチャーゲルを使った活動は隕石が衝突した時期から始まっており、どのような形であれ「人類の保存」のための活動である可能性も考えられました。

 

2103年9月13日、深海にあるタウ施設の職員にもシータより避難指示がありましたが、深海との通信をするためのLUMAR中継装置が故障しておりオミクロン研究所からタウに連絡を取ることが出来ません。タウに最も近いオミクロン研究所には、クライマーという深海に降りるための移動装置があります。アラン・ワルディクとジュリア・ダールはクライマーを使って深海のタウに行き、職員に必要な情報伝達を行う予定でした。しかし、深海に降りてもタウへの通信は復活せず、WAU汚染されたストラクチャーゲルによって凶暴化した海洋生物に職員の一人が惨殺されてしまいます。ジュリア・ダールは海洋生物がいることでタウに行くこともLUMAR中継装置を修理することも難しいと判断してオミクロン研究所へ戻ります。

タウとの連絡が取れない中、シータからARKの打ち上げに関わる研究職員がやってきます。キャサリン・チュン、ニコライ・イヴァシュキン、リンドウォール・サラ、イアン・ペダーセン、ジャスパー・ヒルの5名はARKの打ち上げを目指して、2103年12月25日にオミクロンのクライマーを使用して深海に降りました。オミクロン研究所との最後の通信ではキャサリンが「迎えを忘れないでね」と残しています。

2103年12月28日、ARKチームを迎えに降りたはずのクライマーはヨハン・ロスの遺体を乗せてオミクロン研究所に到着します。ARKチームの姿はなく、なぜか深海でWAUの研究をしていたヨハン・ロスの遺体だけが乗っていました。異常な事態を悟り、ヨハン・ロスの遺体を閉じ込める形でキャメロン、イームス、ランスキーの3人は研究し始めました。しかし、ヨハン・ロスの遺体を回収してからというもの、WAUの攻撃性は高まり何故かロスを解放しようとしているようです。システムは過負荷状態になり、オミクロン職員も頭痛、鼻血、ストレスによる睡眠不足、最終的には文字通り頭が爆発してしまったようでした。

オミクロン職員の一人、ライリー・ハーバーはロスの異常に増幅されたブラックボックスの信号を感じ、ヨハン・ロスの意志である「WAUを止めるためのストラクチャーゲルをアルファセンターに持っていく」ことを引き継いで行動します。キャメロンやジュリア・ダールにストラクチャーゲル内の異常なたんぱく質を除去するための方法を聞いてみたり、深海へ行く方法を確認していましたが、残念ながら深海に行くことはなくパワードスーツの中で亡くなっていました。

 

オミクロン研究所での探索を通して、サイモンは無事に電源パックとストラクチャーゲル、皮質チップを入手して潜水準備室に戻ってきます。必要な修理を行い、パワードスーツは使える状態になりました。サイモンの意識はパイロットシートに座ることで、パワードスーツを着たライリー・ハーバーの身体に転送されます。覚悟を決めたサイモンはパイロットシートに座り、パワードスーツの方の身体へ意識が転送されたことを確認しました。が、なぜか元の身体の方の「サイモン」も会話しています。どういうことなのかとキャサリンに詰め寄ると、サイモンの意識は転送されたわけではなく、コピーして複製されたものであると告げられます。今ここでサイモンの人生は分岐してしまったのです。

ショックを受けるサイモンですが、ここに独り残していくわけにはいかず、パイロットシートの生命維持装置の電源を落としてもう一人のサイモンの命を終わらせる決断をします。苦しい気持ちを抱えたまま、オミクロン研究所の外へ出たサイモンは使えそうなクライマーを見つけて深海に下ります。

タウセンター

深海は真っ暗で、誘導灯すらうっすら見えるかどうかの暗闇の世界でした。サイモンはクライマーの発着場でグラッサーの遺体を見つけます。ブラックボックスの記憶を確認すると、グラッサーはヨハン・ロスと一緒にクライマーに行く途中で深海生物に襲われて命を落としたようでした。更にタウに向かう道を辿っていくと、通信ツールなどに残された音声からARKチームは途中でタウの職員(グラッサー)と連絡を取ることができ、深海生物を避けるために誘導灯から離れないようにしながら進んでいったことが分かりました。

サイモンは激しい海流に流されそうになりながら、深海生物に襲われそうになりながら、暗闇の中前後左右の間隔が分からなくなりながらも、何とか誘導灯のあとを辿ってタウにたどり着きます。

 

タウセンターには居住区や医務室、シャワー室などの部屋がありました。タウのどこかにARKがあるはずです。そうしてサイモンがタウセンター内を探索していくうちにタウ職員の様子も分かってきました。

2102年3月7日、WAUはPATHOSⅡ全域に敷かれ、事実上の管理者になりました。ヨハン・ロスはタウとファイの間にあるアルファセンターからWAUの研究を続けていました。

2103年1月12日、隕石衝突後にWAUは低エネルギー状態に陥り、気温調節や生命維持機能は保ちつつもネットワークを単純化構造へ再構築し始めます。WAUのネットワークは物理的に発育し(具現化し)、黒い触手のような見た目でアルファセンターから延びていきました。WAUはプロトコルにある「人類の保護」「生命の保護」を行うために、全ての生き物や機械に接触しようとしています。何をもって人類か、何をもって保護か、ということはWAU自身判断が出来ません。これ以上の人間を含めた命の冒涜を防ぐために、ヨハン・ロスはWAUが暴走している状況をオミクロン研究所のジュリア・ダールやシータのマーク・サランに伝えたいと考えます。WAUを止めるためには、オミクロン研究所の協力が不可欠です。しかし、LUMAR中継装置の故障のため、タウの通信はオミクロンには届かず、食料も底を尽きかけていました。

2103年12月25日、ARKチームが無事にタウに到着します。ファイにあるオメガ・スペースガンを使用してARKを宇宙に打ち上げる計画をタウに残っていた職員にも共有し、職員は脳スキャンを受けることに同意します。

翌日26日、打ち上げのためにファイに行ったARKチームの数人が戻ってきました。全員が浮かない表情をして、ARK打ち上げを延期したと言います。詳細は分からなかったものの、重要なのは明日にオミクロン研究所からのクライマーが迎えに来るということです。ARK打ち上げを延期したということと、アルファセンターでの出来事をオミクロン研究所に報告するため、ヨハン・ロスとグラッサーがクライマーに向かうことになりました。そして、海洋生物に襲われてグラッサーは海底で死亡、ヨハン・ロスはその遺体がオミクロン研究所に回収されることになったのでしょう。

タウの居住区にはベッドに寝たままの遺体がいくつかありました。ARKチームのイアン・ペダーセン、ジャスパー・ヒルには布がかけられ、ニコライ・イヴァシュキンはWAUの触手につながった状態でした。

医務室に行くと、サイモンは生きている最後の人間リンドウォール・サラに出会います。傍らにはARK本体があり、サラ本人は生命維持装置につながっている状態でした。ARKを守るために生き続けてきたサラはサイモンの話を聞き、ARKを託すとともに自分の生命維持装置を停止させてほしいと願います。サイモンはサラの願いを聞き、ARKの打ち上げを約束して生命維持装置の電源を落としました。

無事にARKを回収したサイモンはファイに向かいます。

アルファセンター

サイモンはタウからファイへの貨物レールにARKを乗せて移動させました。レールを辿って歩きますが、障害物があっていけない場所があります。迂回するように海底を歩いていくとヨハン・ロスに導かれてアルファセンターにたどり着きました。

アルファセンターの入り口からはWAUの大きな黒い触手が伸びていました。中はWAUの組織と思われるものでぎゅうぎゅうに詰まっており、何とか奥へと進んでいきます。中央部に来た時、サイモンはWAUの心臓部である核に対面します。

ヨハン・ロスはサイモンに語り掛けます。ヨハン・ロスがオミクロン研究所で目覚めてから、WAUを止めるために毒となるストラクチャーゲルを作る必要があったこと、それを聞いて行動してくれたのはライリー・ハーバーだけだったこと、海底に行こうとしたハーバーもWAUによって止められてしまったこと、しかしながら幸運にも今のサイモンの身体には毒となるストラクチャーゲルが流れていること、サイモンがWAUの心臓部に手を入れてそのストラクチャーゲルをWAUに流し込めば生命の冒涜やWAUの暴走は終わること。

サイモンは覚悟を決めて左手を心臓部に入れ込みます。と同時にきつく締められた左手は手首から先がWAUに飲み込まれてしまいました。激しい痛みに悶えるサイモンに、ヨハン・ロスが近づきます。WAUに流れ込んだ毒はネットワーク全体を回り、いずれは機能停止に至ります。しかし、サイモンが生きている限り、抗生物質のように免疫が作られてしまう可能性もあるのだと。サイモンを殺そうと近づいてくるヨハン・ロスは、最期にはWAUの心臓部に飲み込まれてしまいました。

慌てて脱出するサイモンですが、アルファセンターの外にはWAUに操作されている海洋生物がいました。暗闇の深海の中、誘導灯の近くを通りながらファイへの道を進んでいきました。

ファイのオメガ・スペースガン

ファイにたどり着いたサイモンはARKを回収し、発射装置の準備を始めます。

しかし、発射装置の近くにあったのはキャサリン・チュンの遺体でした。ブラックボックスの記憶を確認してみると、どうやらARKチームの仲間たちと打ち上げ直前に口論になり、事故によって亡くなってしまったようです。

人類の希望であるARKを失敗しようがしまいが宇宙に打ち上げることが大切だと行動しようとしたキャサリンとサラに対して、ペダーセンやヒルは貴重な最後の人類をわざわざ危険に晒す必要はないのではないか、人類の行方についてはもっと慎重に検討した方がいいと言います。タウに戻ったARKチームメイトは最期の瞬間まで、このやり取りを後悔していたようでした。

発射装置は問題なく稼働するようです。キャサリンとサイモンは自分たちの意識を発射と同時にARKに乗せると計画し、ARKをオメガ・スペースガンに乗せてサイモンはパイロットシートに座りました。

いざ、発射のとき!30秒のカウントが始まります。キャサリンによると、発射スイッチと同時にキャサリンとサイモンの脳スキャンデータがARKに乗せられるとのことですが、なかなか転送が進みません。焦るサイモンですが、残り5秒でキャサリンとサイモンのデータの転送が完了しました。

が、サイモンはまだパイロットシートに座っています。どういうことなのかとキャサリンを再度問い詰めますが、キャサリンはオミクロン研究所でのことを忘れたのか、パワードスーツに着替えた時と同様に私たちは複製されたということ、そしてファイに居る私たちはコイントスに負けて残る側になったのだと言います。裏切られた!!と感じたサイモンは怒ります、自分はここにいる、ARKに乗っているのは自分ではないのだ!!その時、ファイの全ての電源が落ちました。キャサリンももう反応しません。WAUも活動を停止したのでしょうか。辺りは暗闇に包まれ、サイモンは一人深海に取り残されていました。

ARK

ファイで複製されたサイモンは無事にARKに乗ることができました。ARK自身も宇宙に飛び出し、人工世界の構築とその運営を問題なく行えているようです。

目覚めたサイモンは歩き出します。木陰の道を踏みしめて、小川の流れる音や鳥のさえずりを聞き、木漏れ日を浴びてキャサリンと合流します。自分は無事にARKに乗ることが出来たのだ!!

 

というところで、SOMAはスタート画面に移ります。

めちゃくちゃ濃厚なストーリーで面白かったですね~~!!

色々な考察は次の記事に書こうと思います。