こんにちは、みやまです。
Modern Industrializationの続きを進めていきます。
参考にさせていただいた動画
Modern Industrializationの1回目にまとめて貼らせていただいています。
【ATM10】日記78 工業の歴史を辿るmod「Modern Industrialization」①蒸気時代を生きるための事前準備【Minecraft】 - しろいせいじんの日記
原油から得られた液体を更に蒸留したい
前回までに、蒸留塔というマルチブロックを作りました。

原油を蒸留することで、硫黄含有軽油、硫黄含有重油、硫黄含有ナフサという3種類の液体を作ることが出来ています。
今回はそれぞれ3種類の液体を化学反応機で加工して、蒸留塔に入れることで今後使用する8種類の液体を作ることが目標です。
加工の流れを確認する
硫黄含有軽油、硫黄含有重油、硫黄含有ナフサはそのままでは蒸留塔に入れることができません。それぞれ水素を足して硫黄(硫酸)を取り除いた後、蒸気を足して蒸留できる形に加工していきます。
硫黄含有軽油
蒸留塔(5):水蒸気分解軽油→メタン+ブタジエン+ベンゼン+エチレン+アセチレン



硫黄含有重油
蒸留塔(4):水蒸気分解重油→軽油+メタン+ブタジエン+ベンゼン


硫黄含有ナフサ
化学反応機:硫黄含有ナフサ+水素→ナフサ+硫酸
化学反応機:ナフサ+蒸気→水蒸気分解ナフサ
蒸留塔(8):水蒸気分解ナフサ→メタン+ブタジエン+ベンゼン+エチレン+アセチレン+プロペン+トルエン+エチルベンゼン



水蒸気分解重油から得られる軽油は再加工することができるので、結果的には水蒸気分解ナフサを蒸留して得られる8つの液体にまとまるようです。
化学反応機で加工ラインを作る
水蒸気分解軽油等までの加工は化学反応機で行います。副産物として硫酸が生産されるので、硫酸を戻せるようにマンガン生産ラインの近くに化学反応機を置こうかなと思います。
【ATM10】日記84 工業の歴史を辿るmod「Modern Industrialization」⑦マンガンを作る回【Minecraft】 - しろいせいじんの日記
まずは化学反応機が6個必要です。多めに10個作っておきました。

3種類の液体を加工していきますが、同じような加工の仕方なので並べてしまいます。
右から軽油、重油、ナフサの予定です。化学反応機の流体自動搬出機能を使って、次の化学反応機に送り出すようにしようと思っています。

完成した水蒸気分解軽油などは下のドロワーに溜まるので、これまで同様にコントローラーに読み込ませてAE2経由で蒸留塔へ送る予定です。
化学反応機は電源が必要になること、また加工に必要な液体をAE2経由で入れるので、このような置き方だと液体の搬入出で接続できるパイプの数がギリギリかもしれません。(自動搬出を使うことで何とかなりました。)

それぞれの化学反応機にはJEIからレシピをコピーしてロックをかけておくと間違いがないかと思います。
一番上の化学反応機3台にはそれぞれ硫黄含有軽油、硫黄含有重油、硫黄含有ナフサと水素を入れます。



自動搬出スイッチをオンにして、レンチで搬出方向を指定しておきます。

二段目の化学反応機では、一番上の化学反応機で生成された軽油、重油、ナフサに蒸気を足したいので、AE2から水蒸気を搬入します。




二段目の化学反応機でも、自動搬出設定をオンにして、レンチで搬出方向を指定します。

しばらくするとドロワーに水蒸気分解軽油、水蒸気分解重油、水蒸気分解ナフサが溜まっていきます。

一番上の化学反応機では副産物として硫酸が生産されるので、パイプで回収してマンガン生産ラインに合流させておきます。

結構ごちゃごちゃしていますね。もともとマンガン生産に必要な硫酸用のドロワーをコントローラーで読み込んでいるので、AE2で今回生産された硫酸を回収しても問題ないのかなとは思います。何となく分からなくなりそうだったので、今回はパイプでつないでみました。

←マンガン生産ライン 今回の化学反応機ライン→
あとは忘れずに完成したそれぞれの液体が入ったドロワーをコントローラーに読み込ませておきます。

蒸留塔を増設する
水蒸気分解軽油、水蒸気分解重油、水蒸気分解ナフサが出来たので、蒸留塔を増設してそれぞれを蒸留していきます。蒸留塔の作り方は原油を蒸留した時と同様です。それぞれ生産される液体の数だけ、蒸留塔の高さを変更しなければならないので注意します。
【ATM10】日記91 工業の歴史を辿るmod「Modern Industrialization」⑭最初の蒸留塔を稼働させて原油を蒸留する回【Minecraft】 - しろいせいじんの日記
水蒸気分解軽油(5)
蒸留で得られる液体は5種類なのでパイプ機械5個分=マルチブロックの高さは6マスです。流体搬出ハッチも5つ必要ですね。

蒸留塔ブロックを置いて、右クリックで左側の高さを5に設定し、必要なブロックを置いて組み立てていきます。

電源用のMVエネルギー搬入ハッチと水蒸気分解軽油を搬入する液体搬入ハッチも取り付けます。

パイプ機械に接するように縦に並べた液体搬出ハッチは自動搬出設定をオンにして、手前に搬出するようレンチで設定します。


液体搬出ハッチの手前側にドロワーを設置します。

これで水蒸気分解軽油を入れることで蒸留が始まるはずです。
水蒸気分解重油(4)
蒸留塔の作り方は水蒸気分解軽油の時と、高さ以外同じなのでサクッと記載していきます。

まずは蒸留塔の高さを4に設定して、組み立てます。

必要な液体搬入ハッチやMVエネルギー搬入ハッチなどを取り付けます。

液体搬出ハッチの自動搬出設定をオンにして、ドロワーを置いていきます。

AE2から水蒸気分解重油を搬入します。一応加速カードをそれぞれのME出力バスに取り付けています。
水蒸気分解ナフサ(8)
水蒸気分解ナフサ用の蒸留塔を組み立てます。蒸留で得られる液体は8種類なので、高さが9マスになる大きなマルチブロックになりますね。

ステンレス鋼インゴットをかなり消費しますので、予め量産できているとスムーズかもしれません。私は足りなかったのでプラスでステンレス鋼インゴットを作りました。
【ATM10】日記86 工業の歴史を辿るmod「Modern Industrialization」⑨電動高炉と真空凍結機でステンレス鋼とカンタルを作る回【Minecraft】 - しろいせいじんの日記

存在感がすごいですね…。これまで同様に、液体搬出ハッチや液体搬入ハッチ、MVエネルギー搬入ハッチを設置します。

液体の搬出設定を忘れずに行い、ドロワーを置きます。

3つ並べると結構なマルチブロックを作った達成感がありますね。

稼働させる
蒸留塔が出来たので、それぞれ水蒸気分解軽油、水蒸気分解重油、水蒸気分解ナフサをAE2経由で搬入して稼働させます。

上手く動いているようです。ドロワーにそれぞれの液体が溜まっていくと、安心しますね。ドロワーに鍵をかけ、少し容量を大きくして、コントローラーに読み込ませておきます。

AE2のMEネットワークを見てみると、とてもカラフルになっていて良い感じです。

これで蒸留塔のターンは終了です。原油から始まった蒸留の旅ですが、化学反応機を経て8種類もの液体を得ることが出来ました。
軽油、重油、ナフサという3種類をそれぞれ扱うのでボリュームがありましたが、作業自体は繰り返しのような印象もあり、さほど難しくないように思いました。作業量は多いので、達成感が大きいですね。
次回はATMスターに必要なアイテム「大型上級モーター」のレシピを確認し、いよいよアイテムづくりに取り掛かろうと思います。